第12章 ♑🎃Halloween2017🎃(赤葦京治)完結
「ねぇ?おれ帰っていい?
姫凪のコスプレ見れるなら
付き合おうと思ったけど
赤葦が邪魔するなら
居ても意味ないし」
おい、孤爪。
なんで俺が邪魔者扱いされるんだよ
この無気力にゃんこが。
「なに?ケチフクロウ」
「はぁ?そっちこそ何だよ?エロネコ」
「そっちはエロケチフクロウじゃん」
静か過ぎる小競り合いを
「まあまあ!仲良くしろって!
で?姫凪は?
ハロウィンパーティしたいよなぁ?!」
木兎さんが適当な感じで止めて
姫凪さんに話を振る
これは策略の匂いがしますね
だって俺が姫凪さんに頼まれて
『えー…そりゃしたいけど…
京治は嫌なんでしょ…?』
「う…いや…
嫌と言うか…姫凪が
そこまでしたいなら…」
『ホント!?』
「はい」
断れないのを誰よりも
知っているから。