第73章 ♑瞳を閉じても②(赤葦京治)完結
見慣れた京治の部屋着に手を掛けて
「ちょっと…待っ……ンん?!」
『待たない。
京治も待てなくなって』
再び唇を奪って
ソファーに京治を押し倒した
目を丸める顔には
まだ色気はない
「姫凪さん…?」
冷静な声を乱したくて
『京治…
気持ち良くなってよ』
見えた肌色に指を這わせ
逞しい胸筋や
敏感な突起を愛撫する
「いや、そこ、は…」
『駄目なの?
触られたくないのかな?』
「まさ、か…ンァ!」
尖る突起に舌を這わせると
ビクリと身体が揺れて
息が上がって表情も
色っぽくなってくる
でも、まだ
『もう、大きくなってる
凄く熱いよ、京治』
足りない
もっともっと…
「そりゃ、姫凪さんに
こんな事されたら
反応しない方がオカシイでしょう?」
『もっと反応してよ
私の事だけしか考えられない位に…』
私に溺れて…
指は上半身から下半身へ移動し
脱がせやすいラフなズボンから
自身を取り出し硬い肉棒を扱く
もちろん突起への愛撫の手も止めない