第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)
キスを返しながら
躊躇なく手は下半身へ
すると…
「あれ?濡れてませんか?
どうしました?
早く触ってほしくてマテ出来ない…とか?」
指先に湿った感覚が伝わり
細い腰がくねる
『マテなんか出来ない』
大きな目がキラリと光っては
ゴロゴロ戯れ付いてくる
「ネコみたいですね…」
『どこかのネコちゃんも
一緒に頭に浮かんだんじゃない?』
「止めて下さい、萎えそうです」
可愛くないネコを思い出しそうになる
相変わらずな自分に笑う余裕も出て
『萎える隙なんか無いくらい
…誘惑する…とか言ったりして…』
そんな俺にホッとしたのか
姫凪さんもいつもの
すぐ照れる感じに戻りつつあった
「まだ積極的で居てくれて
良いんですよ?
萎える隙なんかないって
どうやるんですか?」
意地悪に笑う俺に
更に赤くなる顔が
居心地良くて
「ほら、どうする?
やっぱり、このまま寝ます?」
俺もスッカリいつものペース
萎える気なんか
さらさらない自身を
姫凪さんの太ももに押し付けた