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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


でも、まぁ…それはきっと

「分かってる…何かあったんやって事くらい
私だけって抱いたのも
ホンマやって信じてる…けど
不安になってもて…
重くてゴメン…」

一瞬でも揺らいだ俺への
サクラにこんな事思わせた俺への
罰なんやろな。

「…サクラ、泣くなや
お前は悪ぅないねんから
謝んな…な?
チョット長くなるけど聞いて?」

「…ショックで私死なへん?」

真剣な俺の顔にビビるサクラの頭を
優しく撫でて

「お前が死んだら俺も後追ったるから
三途の川で待っとき」

小さい背中を抱き締めた

姫凪にあった事を話すのは気が引けたし
揺れた事も抱き締めた時は
本気で護りたいって思った事も
言うのは少し躊躇った

サクラだけやなくて
侑にも見られてたとか
死ぬほどやらかしたって
一瞬焦ったけど

サクラと侑が二人で
コソコソ会うてた事で
それはお釣り来るやろ。
サクラの弁当まで
シレッと貰うたみたいやし……って
なんか侑メッチャ腹立つねんけど…!!?
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