第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
『パッ…?!』
「脱がな多分この後
履かれへんくなるで?
今もヤバいやろ?」
膝を割って
うっすら張り付く割れ目に
指を伸ばすと
プルプル震える身体
「ほら…濡れてるやん…
もっと濡れる前に脱がせたるよ
姫凪、暴れたらアカンで?
恥ずかしかったら
見ぃへんから、な?」
『ん、うん…
約束やで?見んといてな?』
メッチャ見たい。
もっと恥ずかしがらせたい。
そんな邪な考えを押し殺して
「約束する。
姫凪、腰浮かせて」
オデコにキスを落として
スルスルと下着をおろしていく
パサリと下着がベットの下に落ちた音に
ソワソワが増す姫凪に
「チャント俺も脱ぐやん。
脱がせてって言いたいけど
ソコはまぁ、おいおいな?
とりあえず…シャツのボタン外してや
はい、邪魔せんからどうぞ?」
ニヤリと笑いかける