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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)


「…無理したらアカンよ?」

「なん?」

「なーんも!
手繋いで帰るとか照れるなぁ」

俺の心のモヤを察したのか
大袈裟に笑ったサクラが
握った手に力を込める

「ホンマやな。行こか」

それを握り返し
ゆっくり夕暮れの道を歩く

いつも通りのようで
少しぎこちない会話
これもその内普通になる
そう思ってサクラの手を
握り続けて家の近くに辿り着いた

その時。

「「あ…」」

揃う声
同じ方向を向いた目には
同じ光景が映ってる
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