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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)


それでも

「お前も泣きそうやったから…
アカン?嫌か?」

小さい身体で
細い足で腕で
俺を必死に肯定するお前を
俺の知らん所で
泣かしたくないって
思ったんや

「嫌…ちゃう…
嫌なわけないやん」

「良かった」

「治くんは嫌ちゃう?
私で…エエの…?」

サクラの言葉に
フラッシュバックする
さっき隣りに居た姫凪の温もり

「私は…」

「サクラがエエ…
忘れたいねん…
姫凪への気持ち」

違う。
迷うな。
ソレはもう散ったんや。
二度と咲かへん。
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