第67章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋③(宮侑、宮治)
愛液でタップリ濡らした指を
ユックリナカに沈めると
俺の太ももに爪が立ち痛みを与えて来る
「すまん、痛いか?」
慌てて手を引くと
「平気、や…
ただ、このカッコめっちゃ…恥ずいねん
おろして、欲しい…」
サラリと長い髪が揺れて涙顔が
俺を振り返る
「…その顔めっちゃ唆るんやけど?
なんか…苛めたなるなぁ…」
ニヤりと笑う俺に
更に涙ぐむ顔にビクビク反応してしまう
俺の素直な愛息子
気持ちは分かる
前戯もなんもブッ飛ばして
突っ込みたくなるよな?
せぇへんけど!