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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第66章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋②(宮侑、宮治)
ただそれも
こっちが、目を瞑れば
「姫凪…好きや…
優しくする…
熱下がっとるかなー…
風邪やったら移し合いなるやん、なぁ?」
関係…ない…。
「姫凪?どないした?
怖いんか?」
目を瞑って治くんの胸に
顔を押し付ける私を
治くんが抱き返し
ヨシヨシと頭を撫でる
「なんも、ない。
怖ない…熱も下がらんでエエ。
私に移ればエエ…」
姫凪への気持ちも
何もかも
私に移って…。
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