第66章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋②（宮侑、宮治）

サラッとディスる角名より

『なんなん！？
私が居るの忘れとったみたいな
顔してから！薄情モン！』

キャンキャン煩いコイツのが
厄介や！

さっさと黙らせな
ドンドン攻撃してきよる

「姫凪が長々便所
入っとるのが悪いんやろ！
それに俺が待たんでも
アホみたいに待つ奴居るやん」

膨れる姫凪を
ゲラゲラ笑い飛ばしてから
数秒後

「おん、俺は待つで？
姫凪、大丈夫か？
体調悪いんか？」

アホは俺やと気付く。