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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第60章 お祭り騒ぎがくれたもの(北信介)企画転載 完結


「あほ?俺か?」

『他に誰が居るん?!
…こんなんされたら…
花火なんかどうでもよく…なるやん!
妬いてるとか…その…!』

「嫌か?」

『あほっ!嬉しくて…!
あー、もうっ!
なんなん!?
妬くとかどうしたんよ!
そんなレア現象聞かされたら
パニックにもなる…』

これがパニックのピークとか
なんで思ったんやろ

こんなもん

「レア?なんでや?
好きなんやから
妬くやろ。
高校の頃から普通に妬いとるで?」

『…?!』

この重大発表に比べたら
屁みたいなモンやった

「?!おい!姫凪!」

処理出来ない事実は
私の思考回路を遮断して

『信介…』

ついでに視界を見事に歪めた

花火が打ち上がる音を
聞いたのは信介の腕の中

信介の早い鼓動なのか
打ち上げ花火なんか
それとも私の鼓動なんか

よく分からない低音を聞きながらも
大輪の火花を見る事はなかった 
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