第51章 ♑甘ったるく融かして(黒尾鉄朗)9/6(クロ)の日 完結
『あの…鉄朗…』
イヤや!帰らへん!って
しがみつくつもりやったんやけど…
「そんな可愛いカッコ
俺以外に見せないでクダサイ…
嫉妬で壊しそうになるからなァ」
ん?
あんまり怒ってへん?
『この格好キライちゃうん?
変ちゃう?
ナナちゃんと並んでも
おっぱい残念ちゃう?』
「バカですかァ!
嫌いなわけねぇだろ!
可愛い過ぎてやべぇ…
だからこそ見せたくないんですぅ…」
こ、これは
怒ってへんっていうよりむしろ…
「俺に大人しく隠されてなさい
部室いま人居ないから…
お仕置きですぅ」
け、計画通り!?
鉄朗いま”可愛い”言うた!!
アカンッ
メッチャ嬉しいんやけど!
「なにニヤニヤしてんですかァ?
あ~、クソッ!
いますぐ閉じ込めたい…姫凪…」
「ん…ごめんな?鉄朗…
…お仕置きされるから許して…」
「喜んで~
んじゃ、隠れんぼしにいきますかァ?」