第2章 ♡小さな変化大きな一歩(五色工)生誕記念 完結
「五色さん!チワス!」
「五色さん!今日もキレッキレストレート
お願いシャス!!」
「おう、任せとけ」
んー!このチヤホヤ感!
さすが進級しただけある!
二年に上がり
後輩が入った事で
俺の先輩としての地位も
ナカナカに確固たるものに…
「ヘラヘラしてたら
トスあげないぞ
まだまだ牛島さんの足元にも
及ばないんだ
調子乗んなオカッパ小僧が」
確固たるものになった気がしただけだった。
更に毒舌になった白布さんに
グサグサ刺され
ショボンと肩を落とす俺の耳に
「こんにちはー!」
女神の声が聞こえた