第46章 ♉願い事は…(木兎光太郎)七夕企画2018 完結
「うわっ!やべ!
また勃ちそう!」
『ダメです!!
これ以上遅れたら
旦那様の機嫌が取り返しの
付かない事になります!
それに七夕のお祭りとか
私、あんまり経験ないし…』
情事の後
俺が着替えてる間に
姫凪も着替えてた
それはそれは
可愛過ぎる浴衣姿に。
「黒尾パパに
習って早く着れんだろ?
じゃあ一発くらい良いじゃん!」
『だめ!
帯とかにシワが入ったら大変だし!
それに!私が教えて貰ったのは
黒尾様の会社の女性の方で
直接ではないです!
着付けの腕がプロ並みな人を
紹介して頂いたんですってば!』
思わせぶりな黒尾パパの話の真実は
呆れるくらいくだらなくて
しょぼくれてた事も忘れ
「分かった分かったって!
そんな膨れんなよ~
誤解してゴメンな?
なぁ?あんまり膨れてっと…」
姫凪にゴロゴロと
ジャレつく俺は
ヤッパリいつもの
ワガママ坊ちゃんだ