第44章 ♡今更のその先…(岩泉一)生誕記念 完結
酒に弱い姫凪は
酔うと深い眠りにつく
今、寝ちまえば確実に明日の昼までは
起きてこねぇだろうし
『ん…はじめ…眠いよぉ…』
ここまで酔ってたら
明日はしゃぐ元気もねぇだろう
「抱っこしてやるから…
及川、タクシーすぐ来るか?」
「うん、すぐ来るけど…
良いの?岩ちゃん?
誕生日楽しみに…」
「良いっつの。
幸せそうに寝てんだ
寝かせてやれや」
誕生日と日曜が重なる事なんか
あんまねぇから
久々にどっかで飯食って
映画でも見て…とか
色々計画は立ててた。
でもそんな事
「寝顔見ながら迎える誕生日も
なかなかオツだろうが」
コイツが居るなら
小さな事だ。