第39章 ♑🎁White Day 🎁(木兎光太郎) 完結
ほんのり暖かい日の光が
頭を肩を温めるそんな放課後の部室
部員は皆、先に帰って
俺は一人で彼女の
布施 姫凪を待っていた
なかなか来ないと
ソワソワし出したのを見計らった様に
飛び込んで来た姫凪が
『光太郎〜!ごめん!遅れた!
先生に引き止められちゃった!
ね?今日この後どこ行くの?
任せとけ!って言ってたけど?』
窓の外を眺める俺の腰に抱き着いてくる
むにっと当たる胸が堪んないのは
いつもの事で
まぁ、当然ムラムラが止まらないんだ、けど!
「今日、は!
姫凪が行きたがってた
猫カフェ行って…そっから
適当にブラついて飯でも食いに行く?」
今日は違う!