第38章 ♑🎁White Day 🎁(黒尾鉄朗) 完結
必死に自分に言い聞かせながら
姫凪の身体に服を押し付け
俺も散らばった服を拾い上げた
すると。
『…ギリギリまで居る。
元気盛りな鉄朗の側に…』
服をまた床に落として
『なぁ…コレ、イッパイ付けて?
元気盛りに見せ付けたら
鉄朗の心配へる?』
自分の肌に控え目に咲いた華を
指でなぞる
「…!?良いのかよ?
アイツらと
遊んだりするんじゃねぇのか?
なんか楽しみにしてたろうが?」
まさかの提案に目を丸める俺と
『ん?そんなんエエよ?
鉄朗と居る方が楽しい…って
イヤなんやったらエエけど…!』
せっかくの甘さが抜けかける姫凪