第32章 🍫Valentine2018🍫(赤葦京治)完結
『…無理しないでねって
言ったの聞いてなかったんですか?
京治くん…?』
そりゃあ俺だって
一回で終われるなら
終わるつもりでしたが
クタクタな姫凪さんを見たら
ムラムラしたわけで
つまりは姫凪さんにも
原因があるんじゃないかと
思うわけで…とかなんとか
不満を顔に顕にすると
『京治?』
「スイマセン。」
怒られますよね。そりゃ。
体力はゼロ
さっきより上がった熱
ベットに沈んだ俺の顔に
『…今度こそお仕置きします
はい、此処に頭!
でもエッチは禁止!』
冷たい手が触れて
グイッと頭が胸の上へ移動する
「オッパイ枕?」
『うん…ここなら熱が上がっても
すぐ伝わるし
てゆっか私が離れたくないだけ…だけど…』
「…そんな事言っといて…
お預けとか…」
結構キツい。