第31章 🍫Valentine2018🍫(及川徹)完結
『…まかせなさい!
とりあえず…ナナみたい
とか思った…徹にお仕置きしようかな?』
「へ?」
甘いのは!?
『さっき考えたでしょ?
タヌ子の事………』
だから鋭いんだってば!
『徹…』
「な、なにさ?」
『…私だけ…見て…』
本当に全く敵わないよね
絶妙過ぎる甘さはキミの罠?
「見てるよ、分からない?」
『分かってるけど言われたい』
「姫凪だけ見てる」
『もっと…』
オレの声に笑う顔は
絶対にな甘さに更に蜜をかけて
オレを融かして甘くする
「姫凪…
…甘いキミのおかわり…オッケー?」
『…徹になら…
何回でも…』
重ねて来た唇から伝わる
チョコより甘い
でも飽きる事ない
キミの味に
舌鼓を打って
細い身体を抱き締めた