第31章 🍫Valentine2018🍫(及川徹)完結
「で?食べさせてくれないのかい?」
唇につまみ上げたハートを押し付けると
睨みながらも、それを咥え
『…ん…』
オレに口移しで
食べさせようとして来る
可愛げない態度のまま
こんな事する所が
逆に可愛くて仕方ないって
気付いてるのかな?
パクリと口で受け取って
そのまま噛って半分を
姫凪の口に舌で押し返す
『…ん、なに!?』
「どう?美味しい?
及川さんのキス付きのチョコレート」
唇の端に付いちゃったチョコを
ペロリと舐め取って
「キミの甘いのも食べさせてよ
姫凪キスして?」
戸惑う姫凪に
畳み掛ける様に声を落として
制服のボタンを器用に外し
白い肌と膨らんだ胸に手を掛ける