第28章 ♤伝えなきゃ伝わらない(花巻貴大)生誕記念 完結
「姫凪すみっこで固まりすぎ…
そんなイキナリ襲いかからねえから
こっち来なさい」
桜木センセに送って貰って
姫凪を溺愛してる
俺の両親の歓迎を受け
風呂まで強引に入れられ
押し込まれた
俺の部屋。
”孫の顔はもう少し後でね”
なんてアッケラカンと言う
両親に姫凪がスッカリ
固まって今に至る。
「ほら、膝の上、コイコイ」
手招きして膝を叩くと
『だ、だって!
アレって赤ちゃん出来ちゃうんでしょ?
私…その…自分の用意バッカリで…
用意するの忘れた…から…』
真っ赤な顔で涙を浮かべて
『貴大…ごめん…
私を食べて…言えない
可愛い下着無駄になった…
ごめんねー!』
眉を思いっきり下げて
うーっと唸って涙を
零すのを我慢してる