第26章 ♑🎄Merry Xmas 2017🎄(赤葦京治)完結
「姫凪?」
『ん…あぁ…お風呂の用意…しなきゃ』
予告通り乱れきった
お互いの髪と身体
「俺がやるから寝てて良いですよ」
部屋に入った時より腰砕けな
姫凪さんにクスクス笑うと
『一緒にするよ…』
身体を起こしてはベットに沈む
「無理しない。
スグですから」
頭を撫でて部屋を出て
新たに入れる入浴剤を選んでると
背中に当たる温もり
「どうしました?
寝てなさいって言ったのに
…ん?」
『…フラフラで手伝えないけど
寂しいから…早く帰って来て
結んでクダサイ…』
振り返ろうとした俺の視線が
指に落ちる
俺の小指には
俺がさっき姫凪さんに
結んだリボンが付けられてる