第24章 ♡🎄Merry Xmas 2017🎄(及川徹)完結
大きな胸の割に小さな突起も
真っ赤に膨れてるであろう肉芽も
甘い声を響かせる唇も
触れられる所には全部触れて
「姫凪、離れてても
オレの証は側に置いていくから
泣かないで」
真っ赤な華を心臓の辺りに
色濃く残し
最後は
お互いの”好き”を飲み込んで
それをナカに返す様に舌を絡め合い
激しく熱く腰を打ち付け
涙声を混ぜた水音と俺の低い声を
重ね合って
切なさを上書きする甘い夜に
幕を下ろした
その後出発ギリギリまで抱き合って
寂しさすら浮かばなくなるまで
空っぽにした身体と
オレの心を姫凪に移して
旅立った