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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第23章 ♑世界最速のプレゼント(赤葦京治)生誕記念 完結


寒空の下
白い息を吐きながら歩く帰り道
隣は空っぽ
一年前に俺の彼女
布施 姫凪さんは
卒業したから当たり前なんですが…

一緒に帰って温めあった
手が冷えるのは堪えますね

でも、まぁ。

『京治!お疲れ様!』

ドアを叩くと
顔を出す笑顔は変わってないので
そこまで不満ではないんですがね

そう、俺がドアを叩いたのは
姫凪さんの
ひとり暮らしの部屋

高校を卒業して
美容師の専門学校へ
進んだ姫凪さんは
学校の近くの部屋を借りて
ひとり暮らしを始めて
そこへ俺が足繁く通って…たら
良いんですが

姫凪さんと俺との
生活のリズムの差はどうしても
否めなくて
そこまで頻繁というわけでない
二人の時間が合う時に
時間の許すだけ、というのが
デフォになってます。
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