第22章 近過ぎたキミ⑦（及川徹）⚠兄✕妹R18⚠完結

「へ？」

急な変わり身に首を傾げると

「だって、な？」

「お〜。お姫様に怒られるの
イヤだし、ね〜？」

蹴り開けられたドアから見える
小さな人影を見つけて
コソコソ話し

「言っとくけど
防音じゃねぇからな」

「鍵閉め忘れたら覗くぞ〜」

「「どーぞ、ごゆっくり〜」」

姫凪を
部室に押し込む

『怒ってなんか…！』

慌てて手を振る
姫凪の顔を覗き込み

「ホント〜？
徹との時間が〜…って
思ってない？」　

「思ってるよね？」

二人してニヤリと笑う