第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結
「ごめん…姫凪ちゃん
こういうヤツなの…」
どういう奴やねん!と
突っ込む間もなく
「なんだよー!お前だって
仲直りと美容にはセックスが
一番って…」
『ナナちゃん!?』
「言ってないわよ!!
もう!ガールズトーク出来ないー!
帰ってよー!」
「じゃあ、俺が
男が喜ぶシュチュエーションを
手取り足取り腰取り
色々取りまくって教えてやる!」
どういうヤツだか理解した。
絶対に巻き込まれちゃイケナイ
触らぬ神に…タイプのヤツや!
「ほら、くるしゅうない!近う寄れ!」
私の手を取りグイッと引っ張る
アカン!力強っ!!
引き合いの力じゃ敵わんなら…
『あほ!くるしゅうなくないわ!
私の色々を取りまくれんのは
鉄朗だけなんやー!
ごめんやで!兄ちゃん!』
バスンッ!!
股間目掛けて膝蹴りをした