第22章 近過ぎたキミ⑦(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠完結
でも、ダサいって言ったのはそっちじゃない
「それならそれで良い
オレを思って姫凪が
付く嘘なら受け止めます
オレは姫凪の言葉を
姫凪を信じて側にいるだけです」
なに満たされた顔してんだよ。
最後の悪足掻きすら
「シテねぇよ。」
「でしょうね!
姫凪はウソ下手だし
オレが見抜けないわけないですから」
ドシャットされてるのが
クソダセェよ。
なぁ、俺?
「スゲェ自信!」
見抜けたとしても
きっと及川は
騙され続ける
その嘘が風化しても
姫凪が本当だと言うなら
本当だと思い続けるだろう