第22章 近過ぎたキミ⑦(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠完結
嶋田side
何があっても
俺は俺の意志を貫いて
オマエを幸せにするって
思ってた
でも近くなる度に
心が通う度に揺れる自信
どこかで思い始めてた
【俺じゃだめなのかもしれない】
それでもオマエを幸せにする自信は
少しだけど確かにあったんだ
奪って泣かせて
傷付けても
最後は
”幸せだ”と笑わせるって
でもヤッパリ
【俺じゃダメ】なんだな
泣いたオマエを笑わせたのは
世界一負けたくなかったけど
世界一敵わないアイツ
神様、最後の最後でコレ?
酷だぞ、マジで。