第21章 近過ぎたキミ⑥（及川徹）⚠兄×妹Ｒ18⚠

ソッとドア開けて中に入ると
姫凪の匂いが懐かしくて
泣けてくる

まだたった一日足らずだよ？
キミに触れないだけで
満たされないんだ

抱いたからとか
抱きたいからとか
そんなんじゃなくて
ただ、ただ、単純に

「姫凪
ただいま」

キミへの愛が止まらないんだ。

眠る頬に口付けて

ギュッと抱き締める

頬に付いてる涙の跡が
痛々しくて
指でユックリ消す様になぞった