第21章 近過ぎたキミ⑥(及川徹)⚠兄×妹R18⚠
「あら?徹?まだ起きてたのって
高校生だもんね
寝る時間じゃないか〜
あ!徹、ごめんね?
すごい助かるけど
学校あるんだから
無理しなくて良いのよ?」
病院から帰って来た
ねぇちゃんが
オレの課題を覗き
疲れを含んだため息を吐きながら
心配そうに話し掛けてくる
「おかえりー
猛は寝てるよ
これ、母ちゃんから
肉じゃが。
別にオレが来ただけだし
にいちゃんが退院するまでは
ここでお世話になるよ!」
これは無理なんかじゃなくて本音
猛もその家族も
オレにとっては大切だからね
協力をするのは苦でもなんでもない