第21章 近過ぎたキミ⑥（及川徹）⚠兄×妹Ｒ18⚠

『ん？なぁに？

徹？…ﾝぁ…ッ』

姫凪の口から零れる
オレの名前に
堪らず唇を塞いで
甘く深いキスを落とすと

『皆の所に行きたくなくなっちゃう…
徹…だぁいすき…』

トロンとした顔で
自分からも唇を重ねて来る

可愛くて愛しくて

「姫凪…
…ご飯食べたら…
部室で…ね？」

制服を乱して
指切り代わりの赤い華。

『良いの？学校だよ？』

「嫌なのかい？」

ねぇ？言って？
オレの姫凪

『ううん！徹とシタい！
イッパイ愛して！！』

あぁ、最高だ。