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Redline【気象系BL】

第6章 ココア〈O×S〉


~O.




世間一般では平日と言われる、11月某日。
寒い外を遮断する様に窓をかたくしめ、布団に
包まってる、オレの可愛い恋人。
まだ朝だけど、さすが11月、冷えるなぁ、
「しょーくん、しょーくん、ご飯たべよ」
布団の山に声をかければ、やる気のない返事が
返ってきたから、
「じゃあしょーくんのご飯なしな、」
なんて、意地悪を言えば

「それはやだっ!!」
そう言って、オレに抱きついてくるしょーくん
布団かぶったまんま、
「うぉっと、冗談だよ、」
「智くん、寒いから、ここで食べよ…、」
布団から少し顔を出してお願い!って表情で言う
しょーくんに、意地悪したくなって、
「やぁだ」
そう笑い、布団ごと抱き上げてリビングに行く

「ほらしょーくん、機嫌なおして?」
強制的につれてこられた為、ソファの上で布団を
かぶりながらぶすくれてるしょーくんにの前に
トーストなどを置いていく。
もちろん、魚もあるよ!!
「ほら、ココアもいれたよ」
「ここあ、?いつ買ったのよ、」
「んー、?結構前からあるよ」
「うっそ、気づかなかった、」
手を伸ばしてココアのはいったマグカップをとり
幸せそうに飲み始めたしょーくん

「にしても、オレの次はしょーくんかぁ、」
「んふふ、智くんの次でよかった」
しょーくんも、オレみたいにちょんまげとか
やるんかな、って想像したけど、ただ可愛いだけだった
「ん〜、ココア美味しい、」
マグカップ両手で持つってさ、あざとくない、?
可愛くない、?朝からとんでもねぇなしょーくん

「あ、しょーくん、マグカップかえる?」
「んぇ、これじゃないの?」
「うん、お揃いに、したくない?」
しょーくんの目が、輝いた



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