この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】
第2章
大型ヴィランが暴れる中、民間人は溜まり俺達ヒーローが来るのを待っていた
「死神ペインだ!!ペインが来てくれた!!」
そう叫ぶ民間人の上空を走り俺は目の前の大型ヴィランの元へ
「……」
俺は無言で鎌を大きく振り、手元にあるスイッチを押す、すると
ヴィラン「ッがあ!!!」
電流が流れヴィランは気絶した
「…ハッ……図体の割には簡単に倒れちまうもんだな…おい」
元の人間サイズになったヴィランの首根っこを掴んで警察へ引き渡す
警官「お疲れ様です」
「…おー、お前らもな。そいつ、頼んだぞ」
警官の肩を握りしめた拳で軽く小突く
警官の腕時計をちらりと覗くと8時14分、会議が始まるのは20分からだったな…
俺は首を捻りながら雄英高校の方へ歩く
「……こりゃあ、間に合うかぁ…?」
そうつぶやき全速力で走る。
後3キロという時に電話がかかってきた
画面を見るとマイク先輩からだった
「一椛です。用件」
マイク「おいおい用件…じゃねぇだろぉ!?あと3分で会議が始まっちまうぞ!!あとニュースで見たがお前ヴィランを倒しに行ってたな!!」
「用件は」
マイク「んー、あとどんくらいで着きそう?」
「今先輩の後ろに居ます」
マイク「いやお前嘘は……」
マイク先輩が振り向き俺を見る
マイク「ま、まじかよ……」
俺は汗を拭いて息を整える
「会議ですよね…行きますよ」
俺はマイク先輩を置いて会議室へ歩く
マイク「シ、シヴィーー……」