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何気ない日常

第2章 遭遇


「僕には1歳離れた妹がいた。
でも彼女は僕が小学2年の時に養子に出された。それ以来は会っていない。そして僕もすぐに九条さんの養子になった。
いつも妹は僕についてきた。
養子に出された日も僕から離れたくないと言ってたんだよ。
妹は贔屓目なしで可愛かったんだ。
いつも「天にぃ天にぃ」って。
僕も妹は好きだった。
でも、僕たちはもう会うことも無くなった。会う理由なんてもうないんだ。



だけど、今日のイベントに彼女が来てた。彼女は近くの高校のジャージを着てた。僕は彼女に会いたい。」



「そうだったのか。天にも兄妹がいたんだね」
「七瀬以外の兄妹がいたんだな」
「これだから君たちには言いたくなかったんだ」
「よし!じゃあこれから行こう!」
「何言ってるの。龍。」
「この近くだと烏野高校とかいうとこしかねぇだろ」
「楽まで何言ってるのさ」
「早速行こう!」









〜湊音side〜
『すみませんっ!遅れました!』
急いで体育館に入ると試合はまだしていた。
日向・影山・龍
VS
月島・山口・大地先輩
第1セットは日向くん達がとったらしい。
「ミナちゃん、例のもの取りに行こうと思うんだけれど」
『あ!はい!わかりました〜』
私は潔子先輩と2人で例のものをとりに向かった。








結果は日向・影山・龍の勝ち。
私は月島くん山口くんのもとへ行った。
『初めまして!私は2年マネージャーの九条湊音!よろしくね(ニコッ)』
「1年月島です」
背の高い方が月島くんか〜!ほたるってかいてけいって読むとこがすごいよねぇ。
「山口忠です!よろしくお願いします/////」
真っ赤になりながら挨拶する忠くん。なにこの可愛い生物・・・・・。
『こちらこそ!蛍くん忠くん♪』
「・・・・・いまなんていいました?九条先輩」
え?今?えーと・・・・・
『けいくん・・・・・?』
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