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何気ない日常

第1章 始まり


私の家は坂ノ下商店から走って15分の距離にある。しかも一人暮らしだ。初めは大変だったけどなれると楽しくなってきた。
家に帰るとすぐにお風呂に入った。
『はぁ・・・・・今日も充実した日だったなぁ。』
大地先輩にあんまんをおごってもらったり
潔子先輩になでて貰ったり・・・・・
楽しかったぁ
『あ、そろそろでなきゃ』
15分でお風呂から出た。
今日はもう疲れたし簡単になにか作ろっと。
ちゃちゃっとパスタを作って食べる。
『あ、天にぃのTV始まっちゃう』
急いでTVを付けると丁度始まった。





天にぃとは人気アイドルグループ《TRIGGER》の九条天。私の生き別れのお兄ちゃんである。
私は小学2年の時に養子に出されたため
それ以来会っていないけれど。





『ねぇ夕!聞いてよー昨日のTRIGGERの番組凄く面白かったの!九条天すごいんだよ!』
私は朝1番に夕に話した。ほんとは天にぃを探してる事を言いたいけど天にぃはアイドルだから言えなかった。
「またそれかよ」
夕はもう聞き飽きてる。けど天にぃの魅力をみんなに知ってもらいたかった。
小さい頃から天にぃの歌が大好きだったから。
だけど、それと同じくらいバレーが好きだった。だからバレー部のマネージャーになったんだよね。










そんなことバレー部のみんなは知らないけど。








私はみんなに天にぃだけじゃなく天にぃの双子のお兄ちゃん、陸にぃのことも話してない。そして私自身のことも。みんなには悪いと思う。でも・・・・・言えないでいた。
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