第5章 ☆Story3☆ ドラマの共演者は…
『なんかなんか!俺とかにそーっくりの奴がごろっといるんですよ!』
『あぁ……そう言えば、北山先生と全く同じ名前の人、いましたね(苦笑)
たしか、北山ヒロミツ……でしたよね?』
『そーそっ!しかも藤ヶ谷タイスケに二階堂タカシ、玉森ユウタに横尾ワタル!
なんでこんなに被ってんのかって話!』
『うるせぇ……ってかよく、横尾先生は真面目に聞くな……』
『気を使ってるんだろ……(苦笑)』
(まさか、こうして九条まで一緒に飲むことになるとは……汗)
『んでんで!最近はドルチェと共演すること多くないですか!?』
『そうですね。まあ、同じローラースケートだからじゃないですか?』
『だから来海に、アイツ等には近づくなって念を押してるんですよ!』
『なんでわざわざ……(汗)
娘さんの自由にさせてあげればいいのに……』
『っだって嫌じゃん!もし俺そっくりのアイツが彼氏とかになったら……』
『そんな、10歳も離れてんだからそれはねーだろ……』
『北山先生、親ばかだからな……』
『そういうアンタはどうなんだよ?』
『っ別に、俺は……特に何も……』
『ふーん……もしかしたら、あの藤ヶ谷タイスケって奴に娘取られるかもよ(笑)』
『っ馬鹿言うな!彼とだって、10歳くらいは離れてんだろ……さすがに、
恋愛に発展とか……』
『親も親なら子も子……お前らは11歳差だろうが……』
『……。』
(それを言われると、自信をなくす……)←
『まぁ、ゆりに限って、10歳も離れている相手を好きにならねぇとは思うけど……
あそこまでアンタに似てるとなぁ……
向こうが仕掛けてきたら、何か起こるかもな(笑)』
『っお前、ほんと昔から変わらねぇな……』
『お褒めにつかいどーも。』
『褒めてねぇよ(苦笑)
ってか、陸とかとは最近会ってんのか?』
『たまにな。神城はコーチの仕事にやりがいを感じてるらしいし、
相谷もプログラマーとして頑張ってるし、一ノ瀬もお菓子屋でパティシエしてるしな。』
『それぞれ頑張ってんなぁ……』
(二階堂は、幼稚園で幼稚園教諭として頑張ってるっぽいし……)