第21章 ☆Story19☆　通じ合う２人のココロ

瑛二side


「コンサートの方は、相変わらず順調のようだな涼介。」



「はい。中国と韓国のツアーも十分、期待できる完成度だと思います。」



「あぁ、あの子達が世界で輝けるのも、遠い未来ではないかもしれないな（微笑）
だが……」



「っ……班田の、ことですか？」



「あぁ……政府が極秘プログラムを実施するとはいえ……不安も少なからずある……
あとは……」



「ゆりちゃんの、恋愛事情といったところですか？
それなら、問題ないと思います。」



「……なぜ、そう言い切れる？」



「ゆりちゃんは、あの玉森百合と藤ヶ谷太輔の娘です。
人を見る力はあります……。
昔からこの３人を知っている僕は、それがわかります……
三船くんは、今後大変になるであろうゆりちゃんを、








父親以上に支えてくれると思いますよ……」



「フッ……すごい自信だな。
そうなると、私も少しくらいは期待してみても、いいかもしれないな……」









タイスケside


「ﾑｽｰﾝ……」



「いい加減お前は諦めろ。
ゆりちゃんは三船が好きで三船もゆりちゃんが好き、
これで一目瞭然だろ。」



「だったら三船から奪い返すまでだし！」



「「絶対無理だなそれは。」」←



タイスケ以外のキスマイメンバー、全員一斉にハモる。



「ムッカー！！ヾ(｡｀Д´｡)ﾉ彡☆ﾌﾞｰﾌﾞｰｯ!!」



ぜってぇお前からゆりちゃん取り返してみせるから、覚悟してやがれ！！


















『『いつ私（彼女）が貴方（お前）のものになってた……（－－）』』by.ゆり＆憲吾