第20章 ☆Story18☆ スキャンダル発覚!?
こうして撮影は終了し……
「じゃあゆりちゃん、事務所に行こうか。」
「はい……」
(なんか、変な緊張するなぁ……全くやましいことはないのに……)
「じゃあゆりちゃん!
その件が落ち着いたらディズニーにでも一緒に行こ♪」
「だから、行かn‥「「ダメに決まってんだろ(黒笑)」」←…涼介さんと柊さん、怖い……汗」
「君はどんだけ言わせれば気がすむのかなー?(黒笑)」
「さっき俺も言ったよね?今は悪質なパパラッチがいるって(黒笑)」
「う、うぅぅぅ……涙」
(とことん俺ってゆりちゃんの周りの人に好かれない……!)←
「……汗
りょ、涼介さん……早く行きましょうよ……」
「そうだね。
君に無駄な時間を費やしたくはないからね。」←
「ひ、酷い……涙」
「……。」
(山田くん、すっかり一人前だな……
昔は割と百合ちゃんと揃って隙が多かったのに……)←
こうしてタイスケと柊に見送られ、ゆりと涼介は瑛二の元に向かうのだった。
_Symphony
「……。」
(いよいよ着いちゃった……)
「じゃあゆりちゃん、社長にはちゃんと正直に話すんだよ?」
「っはい……」
ゆりたちはエレベーターに乗って最上階の社長室へ…
_社長室
_コンコン「山田です。ゆりちゃんをお連れしました。」
「入りなさい。」
「失礼します。_ガチャッ…さ、ゆりちゃん……」
「っはい……」
ゆりは涼介に背中を押され社長室に入った。
そのあとに涼介も入りドアを閉めた。
「……ゆり、朝涼介からも聞いたとは思うが……」
「はい。財前寺さんの件ですよね……」
「あぁ、当然だが……あの記事の内容は全くの嘘だな?」
瑛二は週刊誌をゆりの前に見せた。
「はい。財前寺さんと2人でレストランに入ったのは事実です。
それは涼介さんにも承諾済みで、仕事の一環として行きました。」
「……ではこのキスをしているところは?
写真を見る限り、お前のほうから迫っているように見えるが……」
「これはアクシデントです。」
「アクシデント?」