第5章 ☆Story3☆ ドラマの共演者は…
_ボソッ「どのシャンプーがいいの?」
_ボソッ『あれがいい、ディズニープリンセスの♪』
「はいはい、これだn.『っそっちじゃなくこっち!オーロラ姫メインの!』
っだから大声で喋んな……!」
シャンプーを取ろうとしたがユウがバッグから手を出し、
自分が欲しいものを指してた。
「ぬいぐるみのくせに、随分注文するね(笑)
俺もついでだから、シャンプー買ってこ……もう少しで切れそうだし。」
タイスケは自分の買い物も済ますために
メンズ用のシャンプーが置いてあるフロアに向かった。
「……ってか、なんで女の子モノなのよ……」
(プリンセスとかガッツリそうじゃん……汗)
『別にいいでしょ!それにゆりちゃんのママも、オーロラ姫好きだったんだよ?』
「っぇ……そう、なの……?」
『うんっ!特に、パパとかからは聞いてないんだね。』
「っだ、だって……パパはママものこと、話したがらないから……」
『……そっか……』
「うn.「あぁぁぁぁぁっ!?」っ!?」
(っこの声、藤ヶ谷さん……?汗)
タイスケの声らしい人物の声が少し離れた売り場のところから聞こえてきた。
『……あの人、もう二十歳過ぎてんの?
なんであんな大声あげんだろ……』
「たしか、24になったって言ってたよ。25日に。」
『っ25って、6月25日……?』
「うん、そうだけd……っ!?」
(ってことは……)
『パパと同じ誕生日だね。』
「……(汗)」
(どこまでパパと被んのよあの人は……汗)
『ねぇ、とりあえず行ってみようよ。』
「う、うん……そうだね……」
ゆりはタイスケの声がする方へ向かった。