第18章 ☆Story16☆ 海デート?
タイスケに任すと言った太輔であったが、
先ほどの「お義父さん」がどうも気に入らなかったのか自分からも当てにいった。
「陸……」
「は、はい!?」
(な、なんか久々に生き生きしてる先生見たような……汗)←
「随分と調子がいいようだが、もうこれ以上好きにはさせん……」
「せ、先生……なんか14年前に比べるとめっちゃキャラ変してるよ?(苦笑)」←
「俺は14年前から少しも変わってねぇよ!」
_バシッ!
「うわ!?」
「「おぉぉぉ!!!」」
太輔の投げたボールは陸の体に命中。
「さ、さすが数多いライバル達から勝ち抜いただけある先生だわ……汗」←
陸はすっかり観念し外野へ移動。
ボールは再び太輔サイドに戻ってきた。
「次はお前が狙え。」
「あ、はい!」
太輔はボールをタイスケに渡した。
「……。」
(肩……つったかもしれん……)←
『あ、パパ今ので完全に肩痛めたね笑』←
『40過ぎてもムキになるからだよとうさん……』←
タイスケは憲吾か璃斗、どちらかを狙うか考えていた。
「っどっちに当てに行くか……」
(ぶっちゃけ、三船にボール当てにいってもどうせ取られるんだよな……だったらやっぱり璃斗を狙うか……いや、
璃斗も璃斗でめっちゃ動くし、かといってゆりちゃんを狙うのは俺にはとても……涙)
タイスケは迷った挙句、当てにいった相手は……
「っお前だぁぁ!!」
_バシッ!!
「っいて!?
ちょ藤ヶ谷くん!力加減注意してよ!!」
タイスケは璃斗へボールを当てにいった。
「お!当たったラッキー!!★」
「これで2対2か……ゆりたちがんば!」
璃斗も外野に移動。そしてボールはゆりサイドからスタート。
「っ三船さん……どっちを狙いましょうか?」
「……君のお父さん先の方がいいだろ、色々と。」←
「っそうですよね!
パパ、もう無理しなくていいからね!」←
「っ……(怒)」
(2人揃って年寄り扱いかよ……)
「っお義父さん!お義父さんは俺が守りますから!←
よっしゃあこい三船!!」
「だから、お義父さんじゃねぇって言ってるだろ(怒)」