第18章 ☆Story16☆ 海デート?
「さっきの、続きだけどさ……」
「ぇ……?」
「俺、ゆりちゃんのことが好きでたまらn‥_ドゴッ!…んぐ!……_ボーンっ!…いで!!
なんかいっぺんに何かきたんだけど!?」
タイスケの頭には二度の衝撃が走った。
最初は誰かの拳のようなもの、次はボールのようなものを当てられた感覚だった。
「あー悪りぃ……ボール変なとこに飛んじゃってすいませ〜ん藤ヶ谷さん(黒笑)」
「っう、内山!?」
目の前にはなぜか吾郎の姿、そして後ろには……
「っこのやろぉ……て!?」_ゾワァ…
「てめぇ、うちの娘に何してやがる(睨)」←
「お、おとととお義父さん……(大汗)」
ゆりの父、太輔の姿があった。
「てめぇにお義父さんって言われる筋合いはねぇ……」
「ヒィィィィ……!!(涙)」
「ぱ、パパ……(大汗)」
「「っこわ……」」
((嫁絡みだった時より娘絡みの時の方がこえぇ……汗))←
タイスケが太輔に怯える中、ゆりの元に吾郎がやってきた。
そしてその後ろには憲吾の姿もあった。
「よぉゆりちゃん!
ゆりちゃんたちはさっき来たとこか?」
「内山さん!
はい、さっき来たばっかりです……まさか、こんなに早くお二人に会えるなんて……」
「変装しててもなんとなくでわかっちゃうよ、
こんなにゆりちゃんと絡んでるとね笑」
「それ変装の意味なくなっちゃうじゃないですか〜笑」
「(笑笑)
にしても、こないだ買った新しい水着?」
「あ、はい!」
「だってよ憲吾!
めっちゃ似合ってんじゃん♪」
「っ内山さん……!」
「どうだ憲吾!ゆりちゃんの水着笑」
「っなぜ俺に聞く……」
「っ……///」
「っ……ぇっと、その……似合ってる…と思う……」
目を逸らしながら答える憲吾。
「っ///ありがとう、ございます……///」
ゆりはさらに顔を真っ赤にさせた。
「「っ……///」」
今度は2人揃って赤くなる。
「(笑笑)」
そんな2人を微笑ましそうに見る吾郎、そして……
「っ三船〜……(怒)」
嫉妬に燃えるタイスケであった。