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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!

第18章 ☆Story16☆ 海デート?


「っ……」



『え!なになになに!?』



思わず息を飲むゆり、タイスケは顔をゆりの顔近くまで寄せる。



「ほんとは、もっとゆりちゃんに触れたい……抱きしめたいし、キスもしたい……」



「っ……顔、近いですから……!」



「……それ、俺にドキドキしてるってこと?
俺のこと、意識してくれてんの?」



「っちが……!///」



『ワァオ……』←



ユウはちょっと恥ずかしいようで後ろの席に移動し両手の間から目をのぞかせながら2人の様子を見ていた。



「……そういう表情をたまに見せるから、
俺だって諦められないんだよ……こうなったのも、君のせいなんだよ?」



タイスケはさらに顔を詰める……



「っ……///」
(完全にキスになるシチュエーションじゃん!!
どうしよ!また好きじゃない人にキスされる……!!)



_プップー



『ねぇ!青信号になってるよ!
しかも後ろの車からクラクション鳴らされてる!』



「責任、とってよ……」



「っ藤ヶ谷さんダメだってば…プップー!!『いい加減にせんかい!』ゲシッ!



再びクラクションが鳴らされる同時にユウからドロップキックを食らわされるタイスケ。



「いで!」



「っ……///」
(助かったぁ……)



『運転中は運転に集中せい!!』



「っ……げ!
青信号になってるし!!」



『だから言ったのに……』



タイスケは慌てて車を発進させるのだった。





ちなみに後ろの車は……











太輔side


「お!もう少しで着くな!」



陸はウキウキした様子で後ろの席から顔を出し海を見ていた。



一方の太輔は助手席に乗っている。



「だな……って、赤信号かよ。」



「安全運転で頼むぜ、九条先生♪」



「るっせぇ……それくらいわかってるし……」



「……。」
(ゆりに連絡を取るか取らないか……迷う……)



「……なぁ、ゆりには連絡しねぇのか?」



「ぇ……あ、あぁ……別に、今しなくてもいいだろ……」



「ふーん……あ、青になったな……って!」



「九条、どうした?
青になったなら早く発進させろよ。」



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