第16章 ☆Story14☆ 娘が心配すぎるパパ
「「……あ、」」
「おっす!」
職員室の扉前には珍しくスーツを着た陸の姿があった。
「「っ陸(神城)!?」」
「へへ〜笑」
陸は笑いながら2人の元にやってきた。
「おいおい、お前がこっちに配属されんのは夏休み明けだろ?
なんで夏休み前に神城がここにいんだよ……」
「さっき正式な手続きを済ましてきたところ、にしても……スーツって窮屈でやだわ……
藤ヶ谷先生はともかく、九条先生もよくスーツなんて着れるな……クールビズ仕様になってるとは言え……」
「嫌でも慣れるわ……」
「(笑笑)」
「陸、最近クラブはどうなんだ?」
「あー、選抜大会が終わってうちのクラブからも数名選ばれたよ。
だからそいつらにはきつーい練習させてるとこ笑」
「いき過ぎた教育で、訴えられんなよ笑」←
「九条にだけは言われたかねーよ笑」
「たく、お前らは学生時代から変わらねぇな(苦笑)」
「そういう先生だってどうなんだよ?
家族関係で色々もやもやしてんじゃない?笑」
「っ別にそんなことはね「してるぜー?特に娘関係で笑」「だよなー笑」っだからなぁ……汗」
「こいつも変わらずだよ。ついさっきも……」
「お!親バカ炸裂か?笑」
「そんなとこ、娘はやらん的な笑」←
「めっちゃ想像つくー笑
先生昔からそうだったもんなー?笑」
「っうるさい……ったくお前らは……お前らはもう学生じゃないんだぞ?
お前らはもうちゃんとした大人、社会z.「出た!大人のつまらない理屈〜笑」←陸っ、
お前も大人だろうが……!」
「(笑笑)」
「おい神城、その辺にしとけよ笑」
「っお前も笑うな九条……!」
「「(笑笑)」」
和真と陸は腹を抱えながら笑う。
「ったく……」
「んじゃ、俺はこの辺で笑」
「あぁ、ってかお前笑すぎだろ笑」
「お前だって笑い過ぎだろ!泣き虫和真く〜ん笑」
「っそれは餓鬼ん時だろうが!!」
「へいへい笑
んじゃ、お二人さんまたね〜♪」
陸は手を振りながら職員室を後にするのだった。
「……あっという間だったな(汗)」
(まぁ、これ以上2人に騒がれるのあれだしまぁいいか……)
こうして太輔は残りのお弁当を食べるのであった。