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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!

第12章 ☆Story10☆ 縮まっていく距離


こうして入力も終わり…


「……これで、いいのか?」



「おう!あ、ちなみにな……パソコン版には掲示板があるんだよ!」



「掲示板?」



「あぁ!掲示板に書き込むと、ドルチェのメンバーが見てくれる仕組みになってんだよ!
例えば、「ドラマよかったね」とか!
稀に、返信とかも来たりするんだぜ!来海ちゃんや愛美ちゃん宛だと、返信率は高い!
あとは、来夢ちゃんはまだ小学生ってこともあって夜に送っても返信はほとんど来ない代わりに昼間とかはめっちゃ高い!

千鶴ちゃんと凪咲ちゃんはクール系キャラだからか、返信は滅多にないんだよな……。」



「お前……随分詳しいな(苦笑)」



「そりゃあこう見えて……ファン歴3年!
あ、ちなみにお前の本命であろうゆりぴーは……時期による(苦笑)
仕事がめちゃ忙しい時期は返信は滅多にないけど、ちょっと落ち着いているときは稀に来るみたいだぜ!

でも、最近のゆりちゃんはほぼ忙しい毎日送ってるから無理だろうけど(笑)
……あ、けどお前はLINEあるからいいよな♪
直接送れちゃうんだからよ♪」



「っからかうな……」



「あ、ニックネームはどうすんだ?」



「ニックネーム?」



「ウェブ上でのコードネーム!
さすがにまんまで三船憲吾はまずいだろ?」



「……お前は、何にしてんだ?」



「俺かー?俺は……「AGO」←」



「んだそれ……(汗)
もっとマシなのねーのかよ……」



「こういうウケも大事なのよ(笑)
お前は……やっぱり「悪のカリスマ」?w」



「やだよ……」



「でもカッケーじゃん!」



「俺が自分で言ってるみたいだから嫌だ……」



「えぇ……んじゃ、可愛く……「ライオン丸」♪」←



「え……」



「どうせお前にまともなニックネーム思いつかねーだろw
だからいっそ、「ライオン丸」。」



「……。」



「んじゃ、お前は今日から「ライオン丸」にけってーいっ♪」



「……。」
(また勝手にやられた……)←



「これでひと段落!
よし、DVD鑑賞に集中〜♪」


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