第9章 ☆Story7☆ 主演ドラマは…
「……。」
(柊さんの役、あの朝比奈奏なんだ……物語にどう関わってくるんだろ……
結城音姫は出ないだろうし……)
「ゆりは、何度かドラマを見ていただろ?」
「あ、はい!」
「他のみんなも、一度シークレットナイトの方に目を通しておいてくれるとありがたい。」
「わかりました!んじゃ終わったら早速ツタヤで借りよー!
リアルタイムは一応見てたけど。」
「藤ヶ谷くん、見たことこあるの?」
獅依留はタイスケに目を向けた。
「まぁな、大体10歳とかそのくらいの時!お前らはまだ生まれていないし(笑)」
「なんせ、この人の初恋は……」
「ちょいちょいゆりちゃん!それ以上言わないでー(苦笑)」
「ゆり、何言おうとしたの?」
「藤ヶ谷さんは玉m‥「だーかーらっ!(涙)」
「ゆりって、たまにドSだからな……←
後で聞こー!」
「そこまでして知りたいか?」
「あれ?魅月は気にならないの?」
「どうでもいいい。」
「どうでもいいまで言っちゃうんかい(汗)」
「ゆりちゃん、お願いだからこれ以上言わないでよー(涙)」
「どうでしょうね。」
「酷ーいっ!(涙)」
「にしても、相変わらずの二人……」
「ほんとほんと!てか、あの二人って付き合ってねーよな……」
「お前、ゆりのことすk‥「お前も余計なこと言うな!(汗)」
「いやー柊さん……出演者がフレッシュなだけあって賑やかになりそうですねー(苦笑)」
「そうだな(苦笑)
色々と、賑やかになりそうだよ……にしても、あの二人の関係はどうなるんだろうね……」
「キラと瑆の関係ですか?」
「いや、本人同士の(苦笑)」
「柊さん、ちょっと保護者並みに気にしてます?(苦笑)」
「まぁ……あの二人の子供だし……色々と、気になるよ。」
「そりゃあ柊さんの初恋的なやつも百合ちゃんでしたもんねー」
「今その言い方だと、俺が目の前のゆりちゃん好きみたいに聞こえるから止めて(苦笑)」
「(笑笑)」
「……。」
打ち合わせ室が笑いに包まれている中、優紀はゆりの方をじっと見ていた。