第2章 居眠りさんにキス
ピーンポーン
…やっぱり。ねちゃっ…た、か。
今日は諦めて帰るとしますか。
起こしちゃうのもあれだし。
落ち込みながらも後ろを向いた時
『二宮…くん?』
愛しい愛しい声がした。
「みなみ…起きてます?笑」
明らかに半目ですけど、
大丈夫ですかね?笑
「ばーか」
なんて照れ隠し。
みなみが頑張って起きててくれた
そう思うと、いとおしくて
どうしようもない気持ちになった。
『…ば、、かじゃ…ない……も、、、ん』
………バタンッ
、、、って!
あーぶね笑
急にみなみが倒れかかってきた。