第2章 居眠りさんにキス
二宮side
さ、撮影長かった~
急な予定変更で
いつも以上におそくなった。
…………みなみ、
寂しがってるかな?
(寂しがっててほしい)
今日久々ゆっくり
みなみと過ごせると思ってたのに
寝ちゃったよね、もう
翔「なーににの、彼女か。」
バタバタと支度をしていたら
翔くんに笑われた。
「はい。大急ぎですよ笑」
智「オイラをおいていくのかぁ!?」
「はいみなさんサヨナラ~」
大野さんの泣きそうな顔を横目に
勢いよく楽屋を出た。
早くみなみの顔がみたくて、
自然と早足になっていた。