第2章 試合とアイス
ー帰り道
私は二宮くんのおかげで
だいぶ元気を取り戻したけど
やっぱり凜ちゃんに言われたことが
気にかかってて
でも二宮くんの前では元気でいようと思い
気にしないようにしていた
ゆう「そういえば、二宮くん前まで私のこと野村って呼んでたのに
二宮「気にすんな」
ゆう「え、はい」
二宮「ゆう」
ゆう「ん?」
「俺、ゆうのこと好きだ」
「え」
「付き合って」
「わ、たし、で、いい、の」
「ゆうがいい」
「ゆう?聞いてる?」
「二宮くん、私も二宮くんのこと好きだよ」
二宮「…よし、アイス食うか」
ゆう「え?二宮くん?ちょっと?」
二宮「いいでしょ」
「彼女なんだから」