第10章 ニート六つ子 IN 白塚
お風呂タイムも終わりいつものように髪も尻尾も乾かしてもらってブラッシングするとベッドに運ばれる。
二人ともバスローブ姿。
「二人ともちょっと待ってろ♪」
そういうとカラは部屋を出ていった。
ベッドの端に座るカラ松さんが聞いてくる。
カ「カラさん、どこ行ったんだ…?」
『ンフフフ~♪お風呂上がりの~…アレだよ~☆』
カラが戻ってきた♪トレイには三人分のコーヒー牛乳の入ったグラス。
「やはり風呂上がりにはコーヒー牛乳が定番だろう♪」
カ「フッ…そうだな!ありがとう、いただきます♪」
ふぅ…やっぱりお風呂上がりだと美味しい♪
さてと…寝る前にマメの様子を見ないとね、起きてモゾモゾしてたから下の処理をする、これでよし。
手を洗いベッドに戻る。
「タキ、マメは大丈夫だったか?」
『うんっ!大丈夫だよ、私ももう寝れるよ』
カ「あっ…オレパジャマ着るから」
慌ててクローゼットにパジャマを取りに行こうとするカラ松さんをカラが引き止める。
「待つんだカラ松くん、タキは勿論だがオレも寝る時は一糸も纏わないんだ、それに人肌はいいものだ♪だから君もパジャマなんて着る必要はないぞ」
『確かに人肌はぬくいよね~♪』
カ「マジか…////フッ…郷に入れば郷に従えと言うしな、わかった…寝る時ぐらいはオレも裸族になろう!」
「そうこなくちゃな♪タキを挟んで三人で川の字だ♪」
カラがライトを消す。
横になり掛け布団を掛けると天井を見つめながらカラ松さんが溜め息と共にボソリと呟く…。
カ「ハァ~……オレ…寝れるかな…」
とりあえずカラ松さんの頭を撫でておいた。
『カラ、カラ松さんおやすみなさい…』
「ああ、おやすみ」
カ「おやすみなさい…」
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ん…んぅ…もう朝…?うっすら目を開けて横を見る…カラもカラ松さんもいない…本当早起きね…毎朝の朝食作りご苦労様です。
『ん~…起きるか…』
歯を磨いて髪をブラッシング、ゴムで緩く縛ってリボンを結ぶ。初めは結べなかったのに慣れって凄いわね。
クリーニングしてあるシャツとスーツ、ネクタイ、ニーソを取り出して手早く着ると姿見で身嗜みのチェック…よし、OK !
マメも起きてたから抱き上げ部屋を出て食堂へ向かう。
さてと♪今日はどんな一日になるかしら…楽しみね♪