• テキストサイズ

彼ともっと一緒にいたい。

第2章 ~今更シングルスなんて~


柳生「仁王くんはテニス…高校でも続けるのですか?」

仁王「んー、多分な。お前さんが続けるんなら」


―――私が続けるなら…ですか…。

彼は常に、私の言いたいこと、言わねばならないことを、私が自らの口で言うよりも先に、先読みしてしまいます。

そう、私がテニスを辞めようとしていることも、私の仕草かや日常生活のちょっとしたことから、分かっていたのでしょう。

だから、釘を刺す一言を口にするのです。
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp